5/23(土) vol.2 ゲスト:グラフィッカー/場の声演奏家 タオルマン さん

「ファシリテーション」×「見える化」の技術を実践する、 “ファシリテーター/グラッフィッカー”。 本名は肥後祐亮。1987年宮崎生まれ京都育ち。 基本的に頭にタオルを巻いて活動するため「タオルマン」の愛称で呼ばれる。 京都を拠点にまちづくり事業のボランティアに携わったり、 海外含め300以上現場を積む。 NPO法人グローカル人材開発センターでスタッフとして働く傍ら、 現在も行政や民間の方から依頼を受け活動中。

内容

●パーソナリティ

まお

こうせい

※ま:まお、こ:こうせい

●ゲスト紹介

本日の気になるゲストはファシリテーター、グラフィッカー、場の声演奏家の肥後祐亮さんことタオルマンさん。
呼んでみましょう。ご登場ください。

ま:気になることが肩書きから色々あるのですが・・・
タオルマンとは、その頭に巻いてる白いタオルが関係しているのですか?

→そうです。タオル巻いてるのでタオルマンです。よろしくお願いします!
大学生の時に子供会活動をしていて、女の子がタオルマンと初対面なのに名付けた。そこから10年以上タオルマンやってます。

ま:肩書きがファシリテーターで、グラフィッカーで、場の声演奏家ということだけどこうせいどれが気になる?
こ:全部気になります。
ま:簡単に説明してもらってもいいですか?

ファシリテーターはファシリテーションをする人。ファシリテーションは会議の時に発言を促したり意見が纏まりやすくしたりする人。一方的に教える、導くというよりは、引き出したりとか促したりする人だと説明されることが多い。

ま:グラフィッカーはイラストレーターとは違うの?

アニメ界とは違うと言っておく必要があるとよく言われる。会議の時に書くと見える化できてわかりやすい。会話の流れや話されたことを絵や文字でグラフィックする人。中でも記録する人をグラフィックレコーダー。ファシリテートする人はグラフィックファシリテーター。

ま:場の声演奏家はその総称?

→いや、これは完全にオリジナル。京都に金松さんという勉強家という肩書を持つ人がいる。大学の先生やウェブの編集長をされている。
あり方の肩書きを持つ ドゥではなくビーの肩書きを提唱 ワークショップに出た時に自分のあり方を考える機会があった。どんなことをしていても共通している自分のあり方とは。ファシリテーターや教員免許、バックパッカーなどをしている色々な自分を考えた時に、みんな一人ひとりの音が違うから演奏ができるということに気づいた。みんなが本当の音「本音」を出せるからハーモニーが奏でられる。ファシリテーターとして演奏していくことがやりたい、かっこいいと思って場の声演奏家という在り方の肩書きを持ってる。ぜひビーの肩書を検索してみてください。

ま:小学校や幼稚園の教員免許、バックパッカーなどの遍歴を知りたい。

→今は京都で働いている。コロナだから家にこもって。
免許は持っているけど教員ではない。ならなかった。なれなかった。NPOで週4日大学生と企業の方をつなげて働き方を考える。大企業や東京を目指すのもいいけれど、京都でも素敵な会社や人がいるということを知ってもらう活動。視野を広げてから自分のやりたいことをみてもらいたいとの考えから。

バックパックはアルバイト期間に行ってきた。3月で辞めますと言って。狂犬病になりかけて帰ってきて、仕事ないので雇ってくださいという感じで今に至ります。

人材育成センターで6年くらい働いている。現在は33歳。
人材育成センター前は侍バー、ゲストハウス、ユースサービスという若者応援団体のようなところで働いていた。その前、大学卒業後はフリーターで塾講師をしていた。

ま:絵はいつから?

→覚えているのは2〜3歳くらい。みんな描いているグルグルの絵の後、頭に手が生えている絵から体もかけたのが当時革命的だった。母に渡すと、メモ用紙をキッチンに母が貼ってくれた。それが嬉しくて保育園はひたすら絵を描いていた。

ま:珍しいイメージ。

マイペースだったので他人に興味がなくて覚えていない。

ま:海外で犬に噛まれた話が気になる。

→インドで噛まれた。狂犬病になるかもと思った。お金がなくてタクシーやバスをケチって歩いていた。ヘルニアなのに。ドラクエみたいに狂犬が出てくる。よだれ。逃げられないコマンド。狂犬の攻撃。右すねあたり噛まれる。ぐさっとではなくカプって感じでほっといても発症しないような感じ。でも擦り傷から唾液が入って感染したらほぼ100%死ぬ。48時間以内に血清をうたないと。生きているので大丈夫です。みんなは予防注射をうとう。

ま:お金ないのにインド?

→全財産30万円くらいでバックパックに行った。LCCで香港まで、そこから陸路。安いバス。飛行機15万、現地15万。8ヶ月はいた。真似はしない方がいいけど、お金がないといけないというのは幻想。だけど装備を持って行ったほうがいいというのは言える。なければないでなんとかしようとする。狂犬に噛まれてその度にお金がいるとか病院に行くとか迷惑をかけて、ひとりよがりに旅をする意味はと考えて、帰ってきた。ちゃんとお金を貯めようと思って。
インドの次の日からバングラデシュだった。なんとか病院にたどり着いてなんとか。気になる人はまた聞いてください。

●パーソナリティ質問タイム

ま:こうせい、どう?
こ:そこまでして行動する原動力はどこからくるのか。

→色々あるけど、その時は小学校の先生になるから子供たちに教える立場になる予定だった。その時は詰め込みもゆとりもダメ、先生も保護者も学生もみんなわかってない
ダメだという風潮。結局どうしたらいいのかわからないという思い。ドイツやデンマークなどいろいろな国の教育について勉強していたが、そこで思ったのは、色々体験したほうがいいということ。大学1年生の時に仲良くなった岐阜の友達がいた。年に1回だけ会う機会があって、夜通し喋った。生涯の親友になると思った。3年生になったらこうしようとか、色々な話をした。2年生の時京都に来てくれることになったが、前日にバイク事故で亡くなった。そこで、二人分生きないと、自分は生きているのだからやれることにはなんでもチャレンジしようと思った。よかったことは、毎年お葬式に行っていたからそのお父さんと仲良くなったこと。家族ぐるみで応援してくれる。第二の父親みたいな人。

大学のうちにしか遊べない、高校生のうちに、とか言われるけど。自分は親友のことがあってから、人生は生きているうちにしかやれないことがあると思った。働いているのは違うのでは。どんなふうに生きたいのか、どんな社会にしたいのか考え、そして活動したい。でも社会問題のことはよくわからなかった。色々な人に話を聞き始めて行けるところには全部行った。バイトは合わなくて首になり、奨学金に頼って活動。原動力は、今しかできないこと、自分しかできないこと、その人の分も生きようとか、色々な人にあって言われてきたこと。応援してくれた人や大事にしてくれた人、そういうものや経験が少しずつ原動力になって、動けるようになった。

ま:経験や応援などがパワーになっている?

お金はないけど世界一周する人が二人もいて、いけるんだと思った。いけるから行け、みたいな道を切り開く人が周りにいた。路上詩人やホームレスの人と話す人、政治活動を若者に発信する人など色々社会のために活動している人とあって、そこまではやれないけど、なんかやれるんだと思った。手伝えることがあれば手伝うと言われた。バックパックは2つも手に入った。(くれる人がいた。)お金がなかったらやれることをすればいい。肩揉みとかマラソンとか絵を書くとか、何かできることをして、夢をPRすればいいと思う。自分はお金以外の支援はする。

こ:グラフィックレコーダーを調べてみた。会議を絵や図でまとめる。話の筋を理解する能力が必要でまとめるのは難しいと思う。その力はセンスなのか、身につけてきたものなのか。

→みんなノートを書くのが好きな人。自分の場合は頭がまとまらない。話の本筋無視して脱線するタイプ。グラフィックレコーディングは、身に付けられる。バスケのドリブルやシュートなどと同じ。聴くスキル、考えるスキル、書くスキル、感じるスキルがグラフィックレコーディングにはある。元々あるスキルにプラスする。ちなみに、まとめないほうがいい時もある。聞いたことを書くことを場の鏡という人もいて、話されている内容もだけど、いいですか、の後に「はいはいはい!!」と盛り上がって決まったものと、沈黙の後に渋々決まったものでは全然意味が違う。結果は同じだけど。そういうのも残せるといい。目に見えない部分のアジェンダを取り扱うのも大事。

●ゲストからの質問コーナー!

◯絵が得意でない人でもグラレコをできるようになるのか

→なる。僕の講座に(笑)絵が上手くないほうがいいという人もいる。どちらかというと図形。丁寧に書く暇はない。漢字を言われて書くのに似ている。人って言われたら丸に棒線、など、ビジュアル言語を持っておく。漢字抽出的な感じ。図形の組み合わせなどでみんな描ける。どちらかというと聞く力の方が大事。

◯実際にどんな活動をしているのか。

→あまり活動していないんじゃないか疑惑がある。今だと高校生の授業がコロナでできない。その前から先生の一方的な授業では足りないと思っている。ダイアローグや対話型の授業をやりたい。これからグローバル化や情報化などが進んでどんな時代になるかわからないから。先生と一緒にサポートするなどの活動をしている。去年までは、京丹後市というところで、若い人小学生から70代までの方と一緒にどんな街にしたいのかを考え、教育に力を入れたいとか、そういう話をみんなでするまちづくりのことをしていた。
あとはグラレコの仕事でイベントとか。偉い人が50分話すようなイベントに聞いている人との理解度を埋めるために話されていることを書いて参加者が見返せるように可視化する仕事。リウマチの患者さんの話を聞き出しながら書くなどのグラフィックファシリテーションの仕事も。ズームに慣れていない人向けの時間づくりなどもしている。

◯コロナ自粛中は?

→ズームでもグラレコはできる。このラジオは書かないと言われたので書かないが。オンライン授業やテレワークはどうなるのか、生活困窮者はどうなのか、などの話をする場で書いたりテレワークをしていた。

●若者にメッセージを!

ま:あと3分。若者応援ラジオということで最後に一言応援メッセージを。

→応援されたい人は応援されたいというのをいう練習をしてみてください。
応援されたくない人は、自分のことができたら他の人を応援してください。
応援してほしいなんておこがましい、嫌われる、応援してくれない、など多くの出会いの中で信じられなくなっている人もいるのかなと思う。だからこそ、こういう番組などで応援してくれる人、若者のために何かしたい人が出てきている。自分がそういう人だったから。そして自分も応援したい。諦めずに。百人に言ってダメでも自分のダメな部分を変えていきながらでもやっぱりやりたいと言い続けることが大事。相談に乗ってくれる大人がいることを信じて応援されたい、こういうことを手伝ってみたい、とジョインしてみてください。

この先はZoom参加者限定のアフタートークタイムです。

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